毎日の疲れを癒すお風呂も、毎月の電気代やガス代、水道代のことを考えると、なんとか節約できないかと考えます。
毎日入るからこそ、小さな心がけで節約につながるはずなので、お風呂で実践できる簡単な省エネ対策を紹介します。
まず、お風呂の蓋は板タイプより巻けるタイプを使いましょう。
湯船に浸かった時に、首だけ出るように蓋を調節し、お湯が冷めにくくすると、かなりの燃料節約となります。
さらに省エネ効果を望むならば、上蓋だけでなく浴槽内の水面に保温シートを浮かべましょう。
浴槽内の水面と上蓋の間には空間があり、そこにこもった熱が上蓋を開けた時に放出され水温の低下を早めます。
人数の多い家族の場合は、連続して入浴するとお湯の温度が下がりにくく、追い炊きによる燃料消費を節約できます。
特に家族が4人以上なら、湯船にお湯をためておいて、シャワーでなく湯船のお湯を洗面器ですくって使いましょう。
シャワーを20分間連続使用した場合、湯船にお湯をためるのに必要な200リットルを超えてしまうのです。
もしシャワーを使う場合も、体を洗ったりシャンプーしているときは、できるだけシャワーは止めておきましょう。
最後に、お風呂から出る前に、シャワーの水で壁などを洗い流しておくと、掃除にかかる洗剤や時間が節約できます。