( 2009年11月8日更新 )
子育てを振り返ると、食事に関係していろんなことがあったなあと思います。そんな過程を経て子どもたちは成長したということでしょう。今回は子育ての思い出話です。
赤ちゃんは、“夕泣き”と言われますがなぜかよく夕食準備のころにぐずります。今は記憶もあやふやですが、西日と泣いている赤ちゃんと煮炊きものとごちゃまぜの熱さで大変だった思い出があります。子どもが1人の時は食事作りを早めにして対応しましたが、3人目ができると1日中忙しく、対応というよりいずれ無くなると思ってただやり過ごし「夕食ができた。家族元気で食べられた」ということだけで満足する日々でした。
もう夕泣きはしない1歳半~2歳の頃に、それはそれでややこしい時期がありました。夕食準備をする私と調理台の間に入り、料理をやめさせようとワーワー泣きながら私の体を押すのです。あんまりひどく泣くときは料理を止めてリビングに行き相手をするのですが、夕食準備のために台所に戻るとすぐ追いかけてきて、また同じことが始まります。叱っても余計に泣くし仕方がないので、泣かせながらとにかく調理していました。2番目の子も3番目も同じトラブルがありました。たまたま下の子の友だちのお母さんが同じような状態に困っていて、「一体、どうしたらいいの?」と聞かれました。何げなく「いや、そのうち無くなるから」と答え、びっくりされた覚えがあります。どうしつけたらいいのかという悩みだったようで、ただ単に待てばいいという発想に驚かれました。でも本当に大きくなれば解決するので、3か月から半年でそんな行動は無くなっていきました。
3歳ぐらいになると、子どもは結構お手伝いをしたがります。でも包丁も火の扱いも危ないし、台所をウロチョロされるので「何もしないで邪魔しないのが、一番のお手伝い」とよく言っていました。当時子どもにさせたお手伝いで良かったのは、ゴマすりです。テーブルにすり鉢を用意しゴマをすってもらい、それでゴマ和えを作ります。あたりに散らかすので、先に広めの紙を敷いておくのがコツです。自分で作るとおいしいといいますが、野菜嫌いの子も自分のすったゴマで和えたホウレンソウを「はい、お味見」と少量お口に入れると食べてくれます。食事が始まる前に野菜を食べてしまっていると気は楽です。ゴマ和えの料理が続き、「アジミ」と称するつまみ食いが結構長い間わが家で流行っていたのも、なつかしい思い出です。

